蓄電池の容量の選び方について
2020.02.22
皆さま、こんにちは。 愛知県岡崎市で蓄電池と言えば、暮らす本舗ハピネスです。
今回は、蓄電池の容量の選び方についてお話致します。
蓄電池の容量の選び方で最も重要なのは、「利用する目的」になります。
ご利用になるのが”一般家庭”なのか”業務用”なのかでも大きく異なります。
さらに、一般家庭でも夜間に電力を多く使うご家庭や昼間の利用がほとんどの場合でも異なってきます。
それでは、まず、電力の消費量について、ご説明させて頂きます。
《電力の消費量の計算方法》
まず、電力の消費量を理解する必要があります。
例えば一般家庭にある主な電化製品の消費電力は下記の通りです。
製品 消費電力(kW)
■パソコン(ノート、デスクトップ) 0.05〜0.3
■携帯電話の充電 0.015
■冷蔵庫 0.15〜0.5
■洗濯機 0.2〜0.4
■テレビ 0.3〜0.5
■温水洗浄便座 0.3〜0.7
■IHクッキングヒーター 1.4〜3
■エアコン 0.3〜3
■電子レンジ 1〜1.4
■電気ポット 1.5
ここから電力の電力消費量(kWh)を導き出すには、下記のように計算致します。
【kWh(キロワットアワー)=kW(消費電力)×h(時間)】
※1kW=1000W
例えば、IHクッキングヒーターを1時間使用した場合
1.4kW×1=1.4kWhとなります。
そこに電気代の単価をかけてあげる事で電気代を算出することができます。
《一般家庭》
一般的に2名以上がお住まいのご家庭での1ヶ月の消費電力量(kWh)は350〜600kWhと言われています。
ご家庭で蓄電池の容量を選ぶ際には、主に「停電時にどのように過ごすか」というケースと「利用時間帯」から選ぶケース、または「太陽光発電の設置容量」から選ぶケースに分かれるかと思います。
今回は「停電時にどのように過ごすか」をご説明していきます。
例えば停電の際にどのくらいの電力が必要になるのか考えてみましょう。
※最低限のものだけを使ったと仮定。
まず、非常時の情報収集として、テレビは2時間使用したとします。
そして、携帯電話の充電を2台分行ったとします。(1時間)
更に、冬季間の場合寒いのでエアコンも3時間使用したとします。
また、電気ポットも3回使用したとします。(1回5分×3=合計15分)
上記の場合
・テレビ
0.5kWh×2=1kWh
・携帯電話
0.03kWh×1=0.03kWh
・エアコン
2kWh×2=4kWh
・電気ポット
1.5kWh/4=0.375kWh
合計5.405kWhを使用したことになります。
すると、最低でも7~8kWh程度の蓄電池の容量があると安心して停電時にも過ごす事が可能です。
エアコンの電力消費が高いので、冬は厚着をしたり、夏場は薄着をするなどして工夫して頂き、なるべくエアコンを使用しないようにすると、より余裕をもって過ごせると思います。
《まとめ》
今回は一般家庭における停電時にどのように過ごすかについてご説明致しました。
停電時の過ごし方一つで大きく消費電力が異なります。
蓄電池の容量で設置する料金も大きく異なりますので、非常時の過ごし方を普段から意識をし、なるべく電気を使わないでも過ごせるような準備をしておく事が大切です。
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